高齢者向け優良賃貸住宅制度というのは、これからの高齢化社会に対応する為、民間の土地所有者や賃貸事業者が市町村と連携して、建設費や家賃の一部を助成しながら高齢者が安全で快適に、そして入居を拒まれないように暮らすことが出来るような優良な賃貸住宅で、且つ賃貸借契約で入居できる高齢者向けの賃貸住宅の供給を促進しているという制度です。
また事業者側が高齢者向け優良賃貸住宅の建設計画をする場合は、その希望場所の市町村に高齢者向け優良賃貸住宅制度要綱が設けられているかどうかという確認をしてから、建設するようにした方が良いと思います。そしてこの制度を利用すると、市町村が民間の事業者に建設費等の補助、及び家賃対策費の補助をしてくれる制度となっています。
そして建設する際はこの制度を利用し、供給計画を希望都道府県の知事に対して認定を得ることが必要となります。その後に、供給計画に従って建設及び管理を行うこととなるのです。
実際に管理が開始されたら、最低10年間は高齢者向け優良賃貸住宅として管理が必要となりますし、更に賃貸住宅の管理としては県住宅供給公社や農協のような、他の県知事によって一定の条件下で指定された管理業者が、行う決まりとなっています。
それでは、【高齢者向け優良賃貸住宅の整備基準】を以下に記します。
1.設計される住宅戸数はについては、5戸以上とする。
2.住宅構造については、耐火または準耐火構造とする。
3.更に構造については、長屋建て又は共同建てとする。
4.1戸あたりの床面積については、25平方メートル以上であることとする。
5.設備については、高齢者向け設備としてバリアフリー・緊急通報装置等が付いていること とする。
6.医療機関への緊急連絡のような、緊急時対応サービスが常備されていること。
有料老人ホームの場合は、医療機関と提携して協力関係を結ぶように指導されています。しかし、日頃の定期健診や嘱託医師による往診というような健康の維持や管理といったサービスは有料老人ホームにより異なっています。そのため、協力医療機関の診療科目や医師による健康相談、健康診断がどのようになっているのか、さらに看護師は常駐しているのかどうかというようなことは、有料老人ホームを選ぶときには重要なポイントといえます。
また、入院や退院の手続きやお見舞い時の手続き、特に事故や災害、急病・負傷などの緊急時の際のサポート体制は入居者の命にかかわるものですので、必ず確認しておいたほうがよいでしょう。その他にも趣味を活かせるサークル活動はどのようになっているのかチェックしてみましょう。有料老人ホームでは、充実した毎日が送れるようにいろいろなサークルがあります。
たとえばお茶や華道のほかにも、囲碁、将棋、カラオケ、盆栽、卓球、ゲートボールなどのサークル活動を実施している施設もあります。有料老人ホームに入居した後でも趣味を楽しめるかどうかといったことは重要なポイントといえるでしょう。もしも、自分の求めるサークル活動がなかった場合には、新しくサークルを発足することができるのかどうかも確認しておくとよいでしょう。