新たに国土交通省は「高齢者専用住宅」を追加するように、高齢者居住確保法に位置付けられている登録住宅制度を改正しました。また現在、介護保険は有料老人ホームとケアハウスだけが対象となっているが、厚生労働省はこの高齢者専用住宅を、その特定施設に対して追加するようにするという方針が示されています。
今では高齢者が自宅で生活をし続けることが難しいとされていますが、この高齢者達が介護を受けながら生活し続けることが出来る受け皿としての考えを、2006年度に介護保険改正法施行がスタートしたことと同時にスタートさせました。
そしてこの制度の施策の概要説明は、国土交通省住宅総合整備課の伊藤明子公共住宅事業調整官が高齢者住宅財団のセミナー(2007年2月25日に東京都内で開催)で説明をしました。
高齢者が入居したい時に、入居が拒否されない住宅の情報提供を目的に、「高齢者の居住の安定確保に関する法律」に基づく登録住宅制度が2001年10月に全面施行され、設けられました。
そしてこの制度の試行を受け、賃貸事業者が各都道府県に登録申請(現在全国に約7万戸程登録あり)した情報は、担当窓口・高齢者居住支援センターのホームページ・不動産会社の一部で閲覧できるようになっていますので、お気軽に閲覧して情報を得るようにしてみて下さい。
またこの登録制度では、高齢者に対する特徴ある賃貸住宅である「高齢者専用住宅」を加えることによって、より詳細な情報提供ができるように目指しています。そして情報の開示項目として検討されているものが、賃貸借契約の種類・家賃の支払い方式や前払い家賃の保全措置・介護が必要になった場合の対応策等です。
有料老人ホームの場合は、医療機関と提携して協力関係を結ぶように指導されています。しかし、日頃の定期健診や嘱託医師による往診というような健康の維持や管理といったサービスは有料老人ホームにより異なっています。そのため、協力医療機関の診療科目や医師による健康相談、健康診断がどのようになっているのか、さらに看護師は常駐しているのかどうかというようなことは、有料老人ホームを選ぶときには重要なポイントといえます。
また、入院や退院の手続きやお見舞い時の手続き、特に事故や災害、急病・負傷などの緊急時の際のサポート体制は入居者の命にかかわるものですので、必ず確認しておいたほうがよいでしょう。その他にも趣味を活かせるサークル活動はどのようになっているのかチェックしてみましょう。有料老人ホームでは、充実した毎日が送れるようにいろいろなサークルがあります。
たとえばお茶や華道のほかにも、囲碁、将棋、カラオケ、盆栽、卓球、ゲートボールなどのサークル活動を実施している施設もあります。有料老人ホームに入居した後でも趣味を楽しめるかどうかといったことは重要なポイントといえるでしょう。もしも、自分の求めるサークル活動がなかった場合には、新しくサークルを発足することができるのかどうかも確認しておくとよいでしょう。